こんにちは。
《脱!育児ストレス》支援カウンセラーの野原あゆみです。
あなたの旦那さんは、子育てに協力してくれますか?
それとも協力してくれないでしょうか?
もしかしたらまったく協力してくれない!
とイライラが爆発しそうになっているかもしれませんね。
実は統計的にみて、子育てに協力しない旦那さんは
とても多いものです。
仕事からの帰りが遅くて会話をする時間もなく、朝は朝で
早く出ていってしまう。
たまのお休みは部屋でゴロゴロ、ゲームをしてるかTVを見てるか。
子どもをあやすのをお願しても、ものの数分で飽きてしまい、
どこかに行ってしまったり。
やり方がわからないのもあるでしょうが・・・(^_^;)
ちょっと食器を片づけてくれれば助かるのに、
それさえもやろうとしない。
そんなこと、しょっちゅう経験していませんか?
仕事が毎日忙しく疲れているんだろうな~。
家族のために働いてくれているんだもの・・・
とはわかっていても、こころの中では、
イライラ~イライラ~(# ゚Д゚)
として、ときに子育てのストレス以上になることもありますよねぇ。
ルームにいらっしゃるママさんもよくよく聴いてみると、
子どもへのストレスというより実は旦那さんへの不満・・・
なんてことがたくさんあります。
さて、今回はそんな子育てを手伝わない、もしくは必要最低限の
ことだけしかしない旦那さんに対し、イライラしてしまうのを
防ぐコツをお話していこうと思います。
イライラしたり頭にくるのって、実はとっても疲れます。
ただでさえ子育てで毎日クタクタなのに、そこに旦那さんへの
イライラが加わると、本当にグッタリですよね。
イライラして無駄に疲れないため、ゆったりとした気持ちを
もって子どもに接するため、将来的には自分を助けることに
つながる方法をお話しますね。
まず、旦那さんに対してイライラしないコツは3つあります。それは、
1)理想通りに動いてくれることを期待するのをやめる
2)家族を支えるためお金を運んでくる人だと割り切る
3)いくつもではなく一つだけやってもらうことを約束する
となっています。
ひとつずつ説明をしていきますね。
1)理想通りに動いてくれることを期待するのをやめる
旦那さんにやって欲しいことってありますよね。
そしてそれを伝えお願いし、いざフタを開けてみると、
まったくできていなかったなんてことも・・・
「しっかりと伝えてお願いもしたのに、なんでこれ!!??」
なんてイライラもマックスになってしまうことは、
一度や二度ではないかもしれませんね。
期待にそっていない結果だと、本当にガックリしてしまいますし、
最悪は「この人って・・・」と人間性も疑ってしまいますよね。
そう、本当に嫌になっちゃうものです。
さて、ではこんな旦那さんに対してどうすればいいのか?
というと、
“期待するのをやめてしまう”
というのがベストなんですね。
「私が言ったこと、お願いしたことは私が思っている形で
やり遂げてくれるだろう」
といったような期待があるので、その期待に応えてもらって
いない場合、ガーックリ・・・と身体の力が抜けてしまうんですね。
だったらもう、最初から過度な期待はしないようにする。
「うちの旦那さんは言えばきっとできる」と思い込まずに、
最初からできない人として物事を伝えるようにする。
最初から期待するのをやめて接していくと、
良い意味で諦めがついて、期待疲れが減っていくことでしょう。
2)家族を支えるためお金を運んでくる人だと割り切る
これは、そもそもの役割を意識していきましょう、
という考え方なんですね。
旦那さんは基本、家族を路頭に迷わせないため会社で働き、
お給料を持ってくる存在。
あなたはお子さんを育てながら家事全般をこなし、
家を守っていく存在。
基本、旦那さんはお金をもらってくるだけの存在なのですから、
なにかを頼んでもできないものだと思い込む。
お金をもってくること以外には期待せず、
ちょっとだけなにかを手伝ってくれたらそれで十分と割り切る。
この旦那さんの役割を意識していくことで無駄な期待をせず、
こちらも良い意味で諦めがついていきます。
お金を運んでくるだけの存在というのはあまり良い言いかたでは
ないかも?しれませんが、ものはとらえかたですよね。
キッチリとそのあたりを線引きしておくことで変な期待もなくなり、
こころが楽になるかもしれませんね。
3)いくつもではなく一つだけやってもらうことを約束する
期待することをやめたり、お金を運んでくれる存在だとは
わかっても、どこかで少し納得できないところがあるかも
しれませんね。
そんなときは、
「なんかひとつだけやってもらう約束をする」
というのが良いでしょう。
なにかをいくつも旦那さんにやってもらおうとすると、
不満が出たり期待通りの動きをしてくれない可能性が
あります。
ですがなにかひとつだけ、「これだけは!」というものを
やってもらえるようにお願いしておく。
お子さんをお風呂に入れるのをお願いする、お皿洗いを
お願いする、寝かしつけをお願いする、などなど。
「これをやってもらえたらすごく助かる」というものを
ピックアップしておき、お願いしちゃうといいですね。
また、もし旦那さんが納得してくれるのであれば、
もうひとつなにかやってくれるのを追加すると良いでしょう。
ですが、4つも5つも頼んではいけません。
どこかでなにかが手抜きになる可能性がありますし、
なにより男性は女性のように家のことに対し、
集中しておこなう能力がありません。
仕事などの社会面では集中しておこなうころができるのですが、
家のなかのことは本当、基本からっきしなんですね。
ですので、多くてもお願いは2つまでの留めておくのが
良いでしょう。
普段から旦那さんに対してイライラしたり、不満を持っていたら、
今日の方法をなにかひとつでも実践してみるといいですね。
あなたのなかのイライラやモヤモヤが、少しでも
解消できるかもしれませんので。
ぜひ、上記の3つのコツを意識してみてくださいね。